【徹底解説】『DELTARUNE』チャプター3・4に登場する“マイクの部屋”の真相とは? 入室方法・ギミック・隠しボスまで詳しく紹介

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プレイヤーを惑わせる謎の空間「マイクの部屋」とは

『DELTARUNE』のチャプター3をプレイした方の中には、ゲーム中で突然現れる謎の扉に心を奪われた人も多いのではないでしょうか。

その扉には「Mike(マイク)」という名前が書かれており、前に立つと暗証番号の入力を求められます。

しかし、その番号に関する手がかりは見当たらず、「誰の部屋なのか?」「なぜ番号が必要なのか?」といった疑問だけが残る構成になっています。

この“マイクの部屋”はメインストーリーの進行とは無関係で、あくまで隠し要素として用意されたものです。

ただし、その内容は非常に作り込まれており、やり込み派のプレイヤーに向けた“裏の楽しみ”とも言える存在です。

本記事では、「マイクの部屋」がどこにあるのか、どうすれば入れるのか、暗号の意味、内部の仕掛け、そして最後に待ち受ける隠しボスについて、詳細に解説していきます。


「マイクの部屋」が登場する場所とその特徴

この部屋が登場するのは、チャプター3の中盤で訪れる「テレビビル(TVスタジオ)」と呼ばれるエリアです。

ここは近未来的な演出が特徴で、煌びやかな照明やメディア機材が並ぶ、独特のサイバーパンク調ステージとなっています。

その一画に、ひときわ異様な雰囲気を放つ扉が出現します。

「マイク」と記されたプレートが掲げられたその扉は、他の背景とは明らかに異なる存在感を放ち、プレイヤーの注意を強く引きつけます。

近づくと、暗証番号を入力するよう求められますが、ゲーム中にはその番号に関するヒントが一切存在しません。

この部屋は、物語を進行させるうえで必須となるエリアではなく、探索要素として設計された“隠し部屋”です。

ストーリーに直接関係していないにもかかわらず、凝った仕掛けや演出が用意されており、まさに遊び心の詰まった裏ステージと言えるでしょう。


扉を開ける「6453」の意味とその入手タイミング

この謎の部屋に入るには「6453」という暗証番号が必要になりますが、チャプター3の段階ではその番号を入手することはできません。

番号がゲーム内で初めて明らかになるのは、チャプター4のエンディングを迎えた後です。

では、この「6453」とは一体何を意味しているのでしょうか。その答えは、昔の電話機に使われていたテンキー方式にあります。

アルファベット 対応する数字
M 6
I 4
K 5
E 3

上記の通り、「M・I・K・E」の各文字をテンキー入力に変換したものが「6453」というわけです。

何気ない数字にこのような意味を込めるセンスは、Toby Fox氏ならではの巧妙な演出であり、ファンからも高く評価されています。


実際に部屋に入るための具体的手順

「マイクの部屋」に入室するには、以下のような手順を踏む必要があります。

なお、番号をあらかじめ知っていたとしても、ストーリー進行上のフラグが立っていなければ扉は開きません。

入室までの流れ(チャプター4クリアが前提)

  1. チャプター4のエンディングまで進めて、セーブデータを保存する

  2. 保存したセーブデータを再びロードする

  3. 城下町エリアに戻り、「テレビビル(TVスタジオ)」へ向かう

  4. マイクの部屋の扉の右側に、「6453」と記されたメモが貼られているのを確認

  5. 番号を入力すると扉が開き、部屋に入ることが可能になる

重要なポイントとして、チャプター4のクリア前にはこのメモが出現せず、扉も開きません。

番号だけ知っていても、ゲーム進行上の条件が満たされていなければ、ロック解除はできない仕様になっています。


部屋内部のギミック:猫耳の石像と“マウス”のサポート役

扉を開いて部屋の中へ足を踏み入れると、そこには猫耳がついたユニークな石像が多数並んでいます。

一見するとコミカルなデザインですが、これらは単なる飾りではなく、ゲーム進行に関わる重要なギミックとなっています。

猫耳像の仕組みとルール

  • 各像に近づくと「なでる」というアクションが選択可能

  • 「なでる」を実行すると像が消滅。ただし、正しい順序で行わないとすべてが復元されてやり直しとなる

  • すべての像を正しく消すことで、奥の扉が開く仕組みになっている

マウスの補助アクション

  • 石像の足元には“マウス”が配置されており、なでることで形を変える

  • マウスは手のような形に変形し、高所の像にアクセスできるようになる

  • ギミック攻略には欠かせない存在で、サポートAIのような役割を果たす

これらの要素によって部屋内部はちょっとしたパズル空間として機能しており、プレイヤーの観察力や順序を見極める力が問われます。


最奥に待つ強敵「Motormouth Mike」との対決

内部のすべての石像ギミックをクリアし、最後の扉を開くと、隠しボス「Motormouth Mike(モーターマウス・マイク)」との戦闘が始まります。

彼の特徴は、「おしゃべり」を軸にした戦闘スタイルです。

戦闘中は、トークに合わせて音量バーを調整したり、リズムに合わせたコマンド入力を求められたりと、音楽ゲームのような操作感覚が加わっています。

戦闘自体の難易度はそれほど高くはありませんが、初見ではやや戸惑う場面も多く、パターンを覚えるまでに少し慣れが必要です。

撃破すると、ちょっとしたミニゲーム要素やセーブデータ上のセリフ変化などが発生し、作品への没入感をさらに高めてくれます。


よくある質問とその回答(プレイヤー向けFAQ)

質問 回答
チャプター3だけで「6453」を突き止めることはできる? できません。番号はチャプター4をクリアした後に初めて表示されます。
マイクの部屋でできることは? 石像のパズルを解き、隠しボス「Motormouth Mike」と戦うことができます。撃破後はセリフの変化なども発生します。
番号を知っていれば先に入れる? 番号を入力することは可能ですが、進行フラグが立っていなければ無効となります。
「Motormouth Mike」はどんなボス? 会話や音量操作を使ったユニークな攻撃スタイルを持つボスで、個性の強さが印象的です。

まとめ:「マイクの部屋」は『DELTARUNE』の世界をより深く楽しむための隠し舞台

「マイクの部屋」は、本筋から外れたオプション的なエリアではありますが、その作り込みの緻密さや演出の巧妙さは、まさに本作の魅力を凝縮した空間です。

ただのファンサービスにとどまらず、プレイヤーの探索心や考察力を刺激する要素がふんだんに盛り込まれており、裏要素としても非常に完成度の高い内容となっています。

まだこの部屋に足を踏み入れていない方は、ぜひチャプター4を進めて条件を整えたうえで挑戦してみてください。

そして、今後のチャプターで“マイク”という存在の背景や真の役割が語られる可能性にも注目していきたいところです。

『DELTARUNE』の冒険は、まだ終わりではありません。

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