魔術と祈祷を兼ね備える「隠者」とはどんなビルドか?
『エルデンリング ナイトレイン』に登場する「隠者」は、知力と信仰の両方に長けた特殊なタイプのビルドで、魔術と祈祷を自在に使い分けることができます。
ゲーム序盤から攻撃と回復の両面で戦術を組み立てられる点が大きな魅力です。
ただし、万能であるがゆえに育成を誤ると、中盤以降に火力不足や継戦力の低下といった弱点が顕著に現れることも。
そのため、使用する魔法のタイプやプレイスタイルに応じて、明確な方針をもった育成と装備構成が求められます。
隠者の基本戦術は、杖による遠距離魔法攻撃に加え、バフや回復を担う祈祷を状況に応じて織り交ぜるというもの。
戦場の状況を見極めて柔軟に対応する、高度な操作が要求されるビルドといえるでしょう。
また、隠者特有のシステムとして「属性痕」があり、これを集めることで発動できる「混成魔法」は非常に強力です。
ただし発動に準備時間がかかるため、戦闘のテンポを自分でコントロールする能力も重要です。
火力重視ならどっち?「知力+2」と「魔術攻撃力+2」を徹底比較
隠者の火力を高めるうえで迷いやすいのが、「知力+2」と「魔術攻撃力+2」、どちらの遺物を選ぶべきかという点です。
それぞれの効果を以下に整理してみましょう。
種別 | 効果の概要 |
---|---|
知力+2 | 魔術全体の性能が向上。火力、詠唱スピード、FP効率などに広く効果が分散 |
魔術攻撃力+2 | ダメージ倍率そのものが上昇。直接的な火力強化に特化 |
結論から言えば、瞬間的な火力を最大限に引き出したい場合は「魔術攻撃力+2」が最適です。
とくにボス戦など、一瞬の隙を逃さず大ダメージを与える場面では、この遺物の恩恵が大きく働きます。
一方で、「知力+2」は詠唱の滑らかさやFP効率の改善といった形で戦闘全体の快適さを底上げしてくれます。
長時間の戦闘や消耗戦、連戦が多い状況ではこちらを選ぶメリットも十分にあります。
つまり、短期決戦型のスタイルには「魔術攻撃力+2」、持久戦重視のプレイには「知力+2」という使い分けが効果的です。
隠者に最適な遺物はこれ!おすすめ装備をランク別に紹介
隠者の性能を最大限に引き出すためには、適切な遺物の選択が不可欠です。
ここでは、実際の使用感をもとに、優先度別に遺物をランク分けしてご紹介します。
★★★(優先して装備したい強力な遺物)
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アーツ使用時に出血し、一定時間攻撃力が大幅に上昇する遺物
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属性痕が一定量に達すると自動的に「魔術の地」が展開される遺物
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魔術攻撃力を直接強化する「魔術攻撃力+2」
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特定魔術(結晶人系)のダメージを強化する遺物
★★☆(サブ装備として優秀)
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アーツゲージの蓄積が早くなる遺物
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アーツ発動により最大HPが一時的に上昇するもの
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HPの上限が2〜3ポイント上がる耐久強化系
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封牢に出現する敵を倒すごとに恒常的に攻撃力が増加するタイプ
★☆☆(補助的に活用する装備)
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最大FPを増やすことで魔法の使用回数を伸ばす遺物
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取得ルーン量を増加させる収集効率系
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特定のギミック(魔術師塔など)を解除するとFPが恒久強化される装備
このように、「火力」「生存力」「持続戦闘性能」の3軸から自分の戦い方に合わせて遺物を選ぶことで、隠者というビルドの強みを存分に活かすことができます。
状況やスタイルに応じて柔軟に遺物を組み替え、自分だけの最強ビルドを構築していきましょう。
【ナイトレイン攻略】「隠者」に最適な遺物構成ガイド:反撃型魔術師ビルドの可能性を探る
被弾で火力が上がる遺物は、魔術にも効果あり?
一部の遺物には「攻撃を受けると攻撃力が上昇する」という効果が備わっています。
これが物理攻撃専用だと思われがちですが、実際はそうではありません。
こうしたバフは、すべての攻撃手段――物理はもちろん、魔術や祈祷にも等しく適用されます。
たとえば、敵の攻撃を受けた直後に魔術を発動した場合、その魔法も強化された状態で放つことができ、反撃の一手として強力なダメージを狙うことが可能です。
この仕組みを上手く活用すれば、攻撃を受けたタイミングを起点にして一気に攻勢へと転じる、いわば「反撃型の魔術師」としての戦い方が成立します。
ただし、注意点もあります。隠者は他ビルドに比べて耐久性が低く、大ダメージを受けやすいため、意図的に被弾するスタイルはリスクを伴います。
そこで重要になるのが、自動HP回復系の遺物や、最大HPを増やす補助装備との組み合わせです。これらと併用すれば、火力と生存性を両立した安定型ビルドを組むことができます。
隠者向け遺物ビルド例:目的別の3スタイル
ここでは、戦闘スタイルや用途に応じて組み替え可能な隠者向けのビルドを、3つのパターンに分けて紹介します。
1. 【瞬間火力型】一撃にすべてをかける構成
主な装備例:
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魔術攻撃力+2
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結晶人魔術強化
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アーツ発動時に自傷→一時的に攻撃力増加
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属性痕蓄積で「魔術の地」自動発動
この構成は、短時間で一気に火力を叩き出すことに特化しています。
ボス戦や高難度のエリアなど、攻撃チャンスが限られている場面において、瞬間火力の高さが決定的な強みになります。
少ない手数で大きな成果を出したい人に最適なビルドです。
2. 【バランス型】火力と安定性を両立させる構成
主な装備例:
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魔術攻撃力+2
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アーツゲージ加速系
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最大HP上昇系
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被弾後、攻撃命中でHPを回復する遺物
攻撃力を落とさずに、一定の耐久力も確保した構成です。特に長期戦やマルチエンカウントの場面で安定感が際立ちます。
多少のダメージを受けても、回復しながら継続的に戦い続けることができるのが最大の魅力です。
3. 【生存優先型】耐久力を最大化した探索・長期戦ビルド
主な装備例:
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最大HP+3
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最大FP+3
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アーツ使用時にHPが回復する効果
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被弾後に自動でHPを回復する遺物
探索時や連続戦闘を意識した、継戦能力重視の構成です。回復や防御に比重を置くことで、隠者の弱点である打たれ弱さを補い、結果として魔術の使用頻度も高めることができます。
魔法の回転率も維持されるため、消耗の激しい状況でも安定した立ち回りが可能です。
ビルドは自由。プレイスタイルに合わせた最適解を探ろう
隠者は、使用する遺物次第で火力型にも防御型にもなれる柔軟なビルドです。
どの構成がベストかは、あなたの戦い方や攻略対象によって大きく変わります。
- 「一撃必殺で敵を吹き飛ばしたい」
- 「多少のダメージには動じず戦い続けたい」
- 「とにかく死なずに魔法を撃ち続けたい」
――そんなさまざまなプレイスタイルに応じて、自分だけの“最強の隠者”を構築していく楽しさこそが、このビルドの醍醐味といえるでしょう。
【ナイトレイン攻略】隠者ビルドを極める!よくある疑問
よくある疑問に答えます(FAQ)
Q1. 「魔術攻撃力+2」と「結晶人魔術強化」は重ねて使える?
A:はい、両方の効果は同時に適用されます。
「魔術攻撃力+2」は全ての魔術に幅広く影響し、最終的なダメージを引き上げてくれます。
一方で「結晶人魔術強化」は、「砕け散る結晶」など特定の魔法に対してさらに追加の火力を与える特化型の強化です。
これらを併用することで、対象の魔法に対するダメージが一段と跳ね上がり、単体火力の最大化が可能になります。
Q2. 隠者でも「物理攻撃力アップ系」の遺物は使える?
A:一部の状況では有効ですが、基本的には優先度は低めです。
隠者は遠距離戦を中心に、魔術や祈祷を主力とするスタイルです。そのため、純粋な物理攻撃強化系の遺物とはあまり相性がよくありません。
ただし、物理と魔力が混在する“混成魔法”を使う場合には恩恵を受けられるケースもあります。
とはいえ、効果範囲の広い魔術系や属性痕連動の強化遺物のほうが、ビルド全体のパフォーマンスを底上げしやすいのが実情です。
隠者のポテンシャルを最大限に引き出すために
隠者というビルドは、その自由度の高さゆえに、どの方向に特化させるかで戦い方が大きく変化します。
ここでは、これまで紹介してきた内容を整理し、ポイントごとにまとめます。
🔥 火力を優先したいなら?
→ 魔術攻撃力+2 を最優先に装備。
ボス戦など一撃が勝敗を分ける局面で、確実にダメージ効率を向上させます。
🧠 詠唱のしやすさや燃費を意識するなら?
→ 知力+2 を副装備に選ぶのが効果的。
詠唱速度が向上し、FP効率も良くなるため、長時間の戦闘や連戦にも強くなります。
🧩 おすすめ遺物構成(基本軸となる4選)
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魔術攻撃力+2
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結晶人魔術強化
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アーツ使用時の出血による一時的な攻撃力アップ
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属性痕蓄積によって「魔術の地」が自動展開される装備
この4種を軸に、自分の戦闘スタイルに応じて耐久型や支援型の補助遺物を柔軟に組み合わせるのが理想です。
⚡ 攻撃を受けると火力が上がる遺物は魔術にも有効?
→ しっかり効果があります。
ただし、隠者はHPがやや低めなため、自動回復系やHP増強系の遺物と一緒に運用することが前提となります。
🔰 初心者向け:隠者スタートアップビルド
隠者は上級者向けのイメージですが、適切に組めば初心者でも十分扱えるキャラ。
以下の構成は、ストーリー進行や生存率を重視しつつ、魔術の楽しさを体感しやすいビルドです。
🎯 ビルド構成と立ち回り
基本運用の流れ
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遠距離魔術を軸に戦う
攻撃と属性痕付与を狙いつつ、距離を取りながら立ちまわることで安全性を確保します gamewith.jp+3gamewith.jp+3buminchan.net+3。 -
属性痕を集めてFP回復と混成魔法を活用
隠者の特殊要素である“属性痕→混成魔法”が、戦局を支える重要な切り札となります gamewith.jp+1buminchan.net+1。 -
FP切れに備えてサブ武器を準備
FPが枯渇したときのために状態異常効果武器を装備しておくと、緊急時の自衛が容易になります 。
おすすめ遺物とアイテム
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アーツ使用で回復やバフが得られる遺物
隠者はアーツ運用にも強みがあるため、敵を弱体化させつつ自分をサポートできる遺物選びがおすすめ 。 -
FP回復アイテム(例:星光の欠片、青色の結晶雫)
FP回復手段を複数確保することで、安心して魔術運用が行えます youtube.com+9gamewith.jp+9buminchan.net+9。
スキル使用の優先順序
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まずは魔術師塔で杖や聖印を狙う(Day 1~2) buminchan.net+1gamewith.jp+1。
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FPアイテムや鍛石を見つけながら戦力強化。
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常に遠距離から魔術で属性痕を蓄積→混成魔法へ繋げることを意識。
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アーツは緊急回復や味方支援として活用。
🗓 初心者推奨ルート(Day 1~2)
時期 | 目標内容 |
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Day 1 |
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Day 2 | – 鍛石を集めて杖を強化 – より強い杖や装備を求めながらフィールドボスに挑む |
Day 3以降 | – メイン杖を最終強化 – FP回復アイテムや追加遺物を整える |
✅ なぜ初心者向けなのか?
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遠距離中心の戦術で、安全に立ちまわれる。
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属性痕→FP回復→混成魔法の流れがしやすく、戦術の“見た目”と“効果”が明確。
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FP切れ時にサブ武器で戦える柔軟性があり、高難度マップでも対応可能。
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成長の実感と攻略の手応えが合わさった、入門に最適な構成です。
まとめ:隠者という道を選んだあなたへ
隠者という職業は、自由度と拡張性の高さが魅力のビルドです。
魔術の特化によって圧倒的な火力を追求するもよし、祈祷を軸に支援型の立ち回りを模索するもよし。
遺物の選び方一つで、キャラクターの性格まで変わるほど、深い戦術性を秘めています。
あなただけの隠者ビルドを完成させて、『ナイトレイン』の世界を自在に駆け抜けてください。
その先に広がるのは、他のビルドでは味わえない、唯一無二の戦いの景色です。