「Longvinter(ロングビンター)」は、のどかな見た目と裏腹に、銃撃戦や略奪などのスリリングな要素を持つサバイバルゲームです。
本記事では、そんなLongvinterを仲間と一緒に楽しむためのサーバー構築方法を初心者にも分かりやすく解説します。
レンタルサーバー・Steam機能・自作サーバー、それぞれの特徴を比較しながら、Windowsでの具体的な設定手順まで丁寧に紹介。
この記事を読めば、あなたも今日からLongvinterの世界で“自分だけの島”を作り、仲間との冒険を楽しめるようになります。
Longvinterとは?初心者でも楽しめるサバイバルゲームの魅力

この章では、Longvinterというゲームの基本的な特徴や世界観、そして初心者でも楽しめる理由を解説します。
「どうぶつの森」風の可愛い雰囲気に惹かれて始めた人も、実際には奥深いサバイバル要素に驚くかもしれません。
どうぶつの森風なのにサバイバル?Longvinterの世界観
Longvinter(ロングビンター)は、のどかな自然と緊張感ある冒険が共存するサバイバルゲームです。
プレイヤーは無人島のような「ロングヴィンター島」に降り立ち、資源を集めたり、釣りをしたり、基地を作ったりして生活を築きます。
一見ほのぼのとした雰囲気ですが、他のプレイヤーやNPC傭兵との戦闘要素もあり、ただのスローライフゲームではありません。
この“癒し”と“サバイバル”のギャップこそが、Longvinter最大の魅力です。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 雰囲気 | カラフルで親しみやすいグラフィック |
| 特徴 | 釣り・農業・建築+銃撃戦・略奪 |
| マップ | 複数の島を自由に探索可能 |
探索・建築・戦闘が融合したユニークなプレイ体験
Longvinterでは、500種類以上のアイテムを活用して、自分好みの拠点を作ることができます。
家や畑を作ってのんびり暮らすこともできますし、武器を手に入れて他のプレイヤーと戦うこともできます。
つまり、プレイヤーがどんなスタイルで遊びたいかによって、ゲーム体験がまったく変わるのです。
Longvinterは、「自分の選択が世界を変える」自由度の高さが魅力のゲームです。
| プレイスタイル | 説明 |
|---|---|
| クリエイティブ派 | 農業・釣り・建築を中心にスローライフ |
| サバイバル派 | 武器を作り、他プレイヤーとの戦闘を楽しむ |
| 探検派 | 島々を航海して未知の資源を発見する |
どんなプレイスタイルでも、自分なりの冒険が楽しめる。それがLongvinterが多くのプレイヤーに愛される理由です。
Longvinterのマルチプレイを楽しむ3つの方法

この章では、友人や仲間と一緒にLongvinterを楽しむためのマルチプレイ環境を整える3つの方法を紹介します。
どの方法にもメリットとデメリットがあるため、自分に合ったスタイルを選ぶことが大切です。
① レンタルサーバーを使う方法とそのメリット・デメリット
最も手軽で安定して遊べるのがレンタルサーバーの利用です。
国内ではConoHa VPSなど、個人でも簡単に利用できるサービスがあります。
常に稼働している環境を手に入れたいなら、レンタルサーバーが最適です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 常時稼働でいつでもアクセス可能 | 月額費用がかかる |
| 高い安定性と大人数対応 | 初期設定に少し手間がかかる |
| サーバー管理不要 | カスタマイズ性がやや制限される |
② Steam機能を利用してフレンドと遊ぶ方法
Steamのフレンド機能を使えば、サーバーを借りなくてもマルチプレイを楽しめます。
ホストが部屋を立て、フレンドを招待するだけで簡単にプレイが始められます。
ただし、ホストがゲームを終了するとセッションも終了してしまう点に注意が必要です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 無料で利用可能 | ホストのPC性能に依存 |
| 簡単にマルチプレイ開始 | 多人数プレイでは不安定になりやすい |
| 追加ソフト不要 | フレンド登録が必要 |
③ 自宅PCでサーバーを構築する方法(最も自由度が高い)
自宅PCをサーバーとして動かすことで、費用をかけずに完全自前のマルチプレイ環境を作ることも可能です。
ポート開放などのネットワーク設定が必要ですが、設定次第でかなり柔軟にカスタマイズできます。
ゲームの世界を自分のルールで管理したい人には、この方法が最もおすすめです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 完全無料で運用可能 | ネットワーク設定の知識が必要 |
| 自由度が高く設定を自在に変更できる | PCの電源を常に入れておく必要がある |
| 自分だけのサーバー名やルール設定が可能 | 電力消費・機器劣化のリスク |
3つの方法のうち、安定性を重視するならレンタルサーバー、手軽さを求めるならSteam機能、自由度を求めるなら自宅サーバー構築が最適です。
WindowsでのLongvinterサーバー構築手順【初心者向け】

ここでは、Windows環境でLongvinterの専用サーバーを構築する手順を、初心者でも分かるように順を追って説明します。
必要なソフトウェアの導入から設定、サーバー起動までを順番に進めていきましょう。
事前準備:SteamCMDをダウンロードしよう
まずは、Steamが提供するコマンドラインツールSteamCMDを準備します。
SteamCMDは、Steamクライアントを使わずにゲームサーバーをダウンロード・管理するためのツールです。
以下の手順で導入しましょう。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① | SteamCMD公式サイトから「Windows版」をダウンロード |
| ② | 任意のフォルダ(例:C:\steamcmd)に解凍 |
| ③ | steamcmd.exeを実行し、初期設定を完了させる |
SteamCMDは、Longvinterサーバーをダウンロード・更新する基盤となる重要なツールです。
フォルダ作成とネットワーク(ポート)設定
次に、サーバーを設置するフォルダとネットワーク環境を整えます。
Longvinterサーバー用に専用フォルダ(例:C:\longvinter-server)を作成し、必要なポートを開放します。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| サーバーフォルダ | C:\longvinter-server |
| 開放ポート | UDP 7777 |
| ルーター設定 | ポートフォワーディングを設定 |
ポートを開放しないと、他のプレイヤーがあなたのサーバーに接続できません。
サーバーのインストールコマンドと実行手順
SteamCMDを使ってLongvinterサーバーをダウンロードします。
コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してください。
| コマンド例 |
|---|
| C:\steamcmd\steamcmd.exe +force_install_dir C:\longvinter-server +login anonymous +app_update 1639880 validate +quit |
このコマンドで、Longvinter専用サーバーのファイルが自動的にダウンロードされます。
「1639880」はLongvinter専用サーバーのアプリIDなので、必ず正確に入力してください。
Game.iniを編集してサーバーをカスタマイズ
ダウンロードが完了したら、サーバー設定ファイルを編集して自分のサーバーをカスタマイズします。
設定ファイルは次の場所にあります。
| ファイルパス |
|---|
| C:\longvinter-server\Longvinter\Saved\Config\WindowsServer\Game.ini |
テキストエディタで開き、サーバー名や最大プレイヤー数、パスワード設定などを変更します。
| 設定項目 | 内容例 |
|---|---|
| ServerName | MyLongvinterServer |
| MaxPlayers | 10 |
| ServerPassword | 任意のパスワード |
| PvPMode | true / false |
編集が終わったら、LongvinterServer.exeを実行してサーバーを起動しましょう。
これで、自宅PCを使ったLongvinterマルチプレイ環境の構築が完了です。
Longvinterサーバー運用のコツと注意点

サーバー構築が完了したら、次は快適に運用するためのコツを押さえておきましょう。
この章では、設定の最適化やトラブル時の対処法など、実際にサーバーを維持するうえで役立つポイントを紹介します。
おすすめの設定項目(PvP・パスワード・プレイヤー数)
Game.iniファイルの設定を工夫することで、遊びやすさが大きく変わります。
特に重要なのはPvP設定、パスワード保護、そしてプレイヤー数の上限です。
| 設定項目 | 推奨値 | 解説 |
|---|---|---|
| PvPMode | false(初心者向け) | プレイヤー同士の戦闘を禁止して、平和に遊べます。 |
| MaxPlayers | 8〜12 | 少人数で安定したプレイが可能です。 |
| ServerPassword | 設定する | 不特定多数の侵入を防げます。 |
設定のバランスを取ることで、「遊びやすさ」と「安全性」を両立できます。
快適に遊ぶためのPCスペックとネット環境
サーバーの性能は、PCスペックと通信環境に大きく左右されます。
以下の表を目安に、自分の環境を確認してみましょう。
| 項目 | 推奨スペック |
|---|---|
| CPU | Intel Core i5以上 |
| メモリ | 16GB以上 |
| ストレージ | SSD推奨(空き容量20GB以上) |
| ネット回線 | 上り10Mbps以上(有線LAN) |
ノートPCやWi-Fi環境では、遅延や接続切断が発生しやすいので注意しましょう。
サーバーが重い・接続できない時のトラブル対処法
どんなに丁寧に設定しても、トラブルが発生することはあります。
以下のチェックリストを順に確認することで、ほとんどの問題は解決できます。
| トラブル内容 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| サーバーが一覧に表示されない | ポート未開放・ファイアウォールの影響 | UDP 7777を開放し、Windows Defender設定を確認 |
| 他のプレイヤーが接続できない | IPアドレス設定ミス | グローバルIPを共有し、正しいポートを指定 |
| 動作が重い・カクつく | CPU使用率・回線帯域不足 | 不要なアプリを終了し、有線接続に変更 |
「表示されない」「入れない」などの問題は、ネットワーク設定の見直しで解決できるケースがほとんどです。
もし改善しない場合は、一度サーバーを再起動してキャッシュをクリアするのも効果的です。
まとめ:Longvinterで自分だけの島を作ろう
ここまで、Longvinterの魅力とマルチプレイサーバーの構築方法について解説してきました。
最後に、この記事で押さえておくべき重要ポイントを整理しておきましょう。
マルチプレイで広がるLongvinterの楽しみ方
Longvinterは、1人でも十分楽しいゲームですが、マルチプレイを通じてさらに世界が広がります。
仲間と協力して基地を築いたり、役割を分担して資源を集めたりと、協力プレイならではの魅力が満載です。
また、PvPサーバーでの戦略的な対人戦も人気の一つです。
| プレイスタイル | 特徴 |
|---|---|
| 協力プレイ | 仲間と資源共有や共同建築ができる |
| 競争プレイ | 他のプレイヤーと戦い、領地を奪い合う |
| 創作プレイ | 農業・建築・釣りで自分の世界を作る |
どんな遊び方を選んでも、自分のペースで世界を作り上げられるのがLongvinterの魅力です。
自作サーバーで実現する「理想の冒険空間」
自分でサーバーを立てると、Longvinterの世界をまるごと自由にカスタマイズできます。
パスワードを設定して仲間内だけで遊んだり、PvE設定で平和な世界を作ったりすることも可能です。
つまり、自作サーバーとは「自分たちの理想の島」を実現するためのツールなのです。
| 設定例 | 実現できるプレイ体験 |
|---|---|
| PvPモードOFF | 仲間と穏やかに開拓を楽しめる |
| 最大プレイヤー数調整 | 少人数で集中した協力プレイ |
| パスワード保護 | 信頼できるメンバーのみ参加可能 |
サーバー運営は最初こそ手間がかかりますが、一度設定してしまえば自分たちだけの冒険世界が手に入ります。
Longvinterの世界で、あなたの理想の島づくりを始めてみましょう。

