『エルデンリング ナイトレイン』をプレイしていると、突然「悪魔が呪いを撒いている」というメッセージが表示され、最大HPが大きく削られてしまう
――そんな経験をしたことはありませんか?
何の前触れもなく始まるこの現象に、「一体何が起きているの?」と戸惑った方も多いはずです。
初めて遭遇したときは、そのインパクトに思わず「これもフロム・ソフトウェアの手強い演出か…」と身構えてしまうことでしょう。
ですが、安心してください。
この現象は「調律の魔物」と呼ばれる特殊イベントによるもので、正しい対応をとればきちんと解除できます。
この記事では、この呪いのような状態にどのように対処すればよいのか、イベントの仕組みや注意点を詳しく解説します。
不意を突かれても落ち着いて対処できるよう、ぜひ最後までご覧ください。
エルデンリング ナイトレインに現れる「呪いを撒く悪魔」とは何者か?
『エルデンリング ナイトレイン』をプレイしていると、突如として「悪魔が呪いを振り撒いている」という警告が表示されることがあります。
この不吉なメッセージの正体は、リムベルド地方に出現する「天秤を持つ商人」の登場を知らせる合図です。
一見するとただのNPCのようにも思えますが、この商人は特別な存在で、実際にはフィールド全体に影響を及ぼす“広域型ボス”のような役割を担っています。
出現と同時に、プレイヤーの最大HPが大きく削られるというデバフ効果が発動し、その影響はHPの最大値の約3割にも及ぶため、油断していると致命的な状況を招きかねません。
特に厄介なのは、この現象がタイミングを選ばず発生すること。
戦闘の準備中やダンジョン探索の最中など、突然足元をすくわれるような形でデバフがかかると、思わず「勘弁してくれ…」と言いたくなるような状況に陥ることもあります。
落ち着いて対応しなければ、思いがけない形で苦戦を強いられることにもなりかねません。
このイベントに遭遇した際は、冷静な判断と迅速な行動が求められます。
エルデンリング ナイトレイン|呪いを解除する「天秤の商人」の見つけ方
「呪いによるステータス低下」が発生したら、まず確認すべきなのはゲームのマップです。
画面上に赤い円形のアイコンが表示されているはずで、それが「天秤を持った商人」がいる場所を示しています。
ただし、このイベントには少し厄介な点があります。
というのも、「夜の雨」と呼ばれる時間経過による天候変化と相性が悪く、商人がフィールドの端や雨の届かない区域に出現することがあるのです。
そのため、移動中に予期せぬ敵に遭遇したり、なかなか商人を見つけられずに焦ってしまうこともあるでしょう。
ようやく貯めたルーンを失うリスクがあるだけに、「今じゃなくてもいいのに…」と肩を落とす場面に出くわすこともあります。
こうした状況を避けるには、地図をこまめに確認し、呪いの原因となる商人をいち早く発見することが何よりも重要です。
落ち着いて行動し、被害を最小限に抑えるための準備を整えましょう。
エルデンリング ナイトレイン|呪いを解除するための2つの選択肢
「天秤を持つ商人」を見つけた後、呪いを解除するためには、プレイヤーが2つの方法のどちらかを選ぶ必要があります。
- ひとつ目の手段は、ルーンを支払って呪いを取り除いてもらう方法です。
商人に話しかけると「呪いを解く」という選択肢が表示され、指定された量のルーンを渡すことで状態異常が解除されます。
例えば、1日目は15,000ルーン、2日目になると35,000ルーンが必要になります。
決して安くはありませんが、安全かつ確実に呪いを解消できる手段としては非常に有効です。
ルーンを支払ったあとは、商人と取引できるようになり、アイテム購入などの恩恵も受けられます。
マルチプレイの場合、「誰がルーンを負担するか」でちょっとした駆け引きが生まれるのも、この方法ならではの面白さです。
- もうひとつの方法は、商人に攻撃を仕掛けて「調律の魔物」との戦闘に突入するというもの。
攻撃を加えることで商人の正体が明らかになり、強力なボスとして立ちはだかります。
ただし、最大HPが削られた状態での戦闘となるため、かなり厳しい戦いを強いられるでしょう。
そのぶん、撃破に成功すれば得られる報酬も魅力的です。
「悪魔の錬金」と呼ばれる、所持ルーンの量によって攻撃力が強化される特別なタリスマンなど、貴重なアイテムを手に入れるチャンスがあります。
ルーンが足りない場合は戦う以外の選択肢がないこともあり、そうした場面ではまさに“死にゲー”ならではのシビアな選択を迫られることになります。
ただ、その試練を乗り越えたときの達成感はひとしおです。
安全を取るか、リスクを冒して報酬を狙うか――どちらの道を選ぶかは、プレイヤーの状況とスタイル次第です。
イベント発生時に注意したいポイント
このイベントの特徴は、探索中にいきなり発生する点にあります。
「忌み鬼の出現」や「蟲の大発生」などと同様に、まったく前触れなく始まるため、プレイヤーには準備する余裕がありません。
特に厄介なのは、まとまった量のルーンを所持していたときに、「天秤の商人」が予想外に離れた場所に出現してしまったケースです。
そのうえ、出現位置が「夜の雨」の影響範囲内だったことで、たどり着くまでに時間切れとなり、ルーンもチャンスも失ってしまいました。あのときの悔しさは、今でも忘れられません。
さらに、野良でのマルチプレイでは連携が取りにくく、トラブルが起きやすくなります。
たとえば、誰かが無断で商人に攻撃を仕掛けてしまったり、ルーンが足りないプレイヤーが呪いを解除できず、そのままデバフを抱えた状態でセッションが終了することもあります。
こうした予測不能な展開は、ローグライクゲームらしいスリルでもありますが、時に理不尽さを感じることもあるでしょう。
それでも何度もこのイベントを経験するうちに、状況判断や立ち回りの精度が少しずつ磨かれていくはずです。
「調律の魔物」イベントは、初見では難しく感じられるかもしれませんが、その仕組みを理解し対策を講じることで、状況を有利に運ぶことが可能です。
厳しい挑戦の先には、確かな成長と達成感が待っています。
『ナイトレイン』の深いゲーム性を象徴するこのイベント、ぜひ前向きに取り組んでみてください。あなたの健闘を心から応援しています。
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