華やかで夢のような世界を届けてくれるタカラジェンヌの舞台。いつ観ても心がときめきますよね。
でも、そんな特別な一日を前に「チケットの受け取りってどうすればいいの?」「当日バタバタしたくない…」と不安になる方もいるのではないでしょうか?
私も初めて宝塚を観に行ったときは、チケットの発券方法がよくわからず、ドキドキしながら調べた記憶があります。
せっかくの観劇日を気持ちよく迎えるためにも、事前にチケットの受け取り方法を確認しておきましょう。
この記事では、最新の入場方法から自動発券機の使い方まで、わかりやすくご紹介します!
1. 宝塚チケットの受け取り方は?入場認証が便利!
宝塚歌劇のチケットは、いくつかの方法で受け取ることができますが、近年主流になっているのが「入場認証システム」です。
これは、スマートフォンなどの端末でQRコードを表示し、それを劇場の改札に設置された読み取り機にかざすだけで入場できるという、とてもスムーズで便利な方法なんですよ。
QRコードは、観劇当日の午前0時を過ぎると、購入完了時に届いたメール内の「予約確認はこちら」から確認できます。
複数枚のチケットを同時に購入している場合でも、グループ全員が一緒に改札を通れば、問題なく入場できます。
ただし、「宝塚友の会」の先行販売で購入したチケットの場合、QRコードは発行されません。
この場合は、友の会の会員証カードがそのままチケットの代わりになりますので、当日はカードを持ってお出かけくださいね。
また、入場認証で改札を通過すると、自動的に「入場認証チケット」が発券される仕組みになっています。ちょっとした記念にもなって、嬉しいサービスですよね。
【補足】予約番号や印刷したメールでは入場できません!
「予約番号を見せれば大丈夫?」「メールを紙で印刷して持っていけば安心かも?」と思っている方は要注意です。
残念ながら、予約番号だけではチケットの発券も入場もできません。
また、メールを印刷して持参しても、入場手続きには使えないのでご注意ください。
必ず、スマートフォンなどでQRコードを表示するか、もしくは宝塚友の会の会員証カードを持参するようにしましょう。
ちなみに、公式リセールサービスで購入したチケットも、通常の前売チケットや友の会先行販売と同じように、入場認証での対応となります。
入場方法の目安としては、
-
友の会会員の方:会員証カードで認証
-
共通ID+会員/共通ID会員の方:QRコードで認証
となっています。自分がどの区分にあたるのか、あらかじめ確認しておくと安心ですね。
2. 紙のチケットで安心したい方へ|自動発券機の使い方と設置場所を解説
「観劇の記念として紙のチケットが欲しい」「スマホ操作が不安だから、紙で受け取りたい」——そんな方には、自動発券機の利用がぴったりです。
宝塚大劇場と東京宝塚劇場の2つの会場には、それぞれ専用の発券機が設置されており、劇場が開いている時間内で利用できます。
ただし、宝塚大劇場・東京宝塚劇場・バウホールで行われる本公演については、自動発券機ではチケットを受け取ることができません。
その代わり、QRコードや会員証による入場認証方式が主流となっています。
自動発券機ってどこにあるの?
宝塚大劇場では、チケットカウンターのすぐ横にひっそりと発券機が2台ほど設置されています。
初めて訪れると少し見落としやすい場所かもしれませんが、カウンターを目印に探してみてください。
東京宝塚劇場では、入り口の改札とチケット窓口の間に複数台が並んで設置されています。
その見た目は、まるで銀行のATMのようで、操作画面もわかりやすいデザインです。
どちらの劇場も、チケット購入者がスムーズに発券できるよう配慮されており、機械の近くにはチケットを収納するための封筒が用意されていることもあります。
操作は簡単!発券の手順をチェック
自動発券機の使い方はとてもシンプル。以下のステップで完了します。
-
画面の案内に従い、友の会の会員証カードを挿入するか、ICカードやスマートフォンのQRコードを読み取り機にかざして、本人確認を行います。
-
表示された公演情報の中から、該当する公演を選択。
-
「発券」ボタンを押すと、チケットが機械の下から出てきます。
-
受け取ったチケットに記載された公演名や日時、席種、枚数などに誤りがないか確認してください。
-
必要であれば、封筒に入れて大切に持ち帰りましょう。
自動発券機の利用可能時間
劇場の開場時間にあわせて、発券機の稼働時間も異なります。
宝塚大劇場の場合
-
11時公演のみの日:9:30〜15:30
-
昼公演(13時)のみの日:10:00〜17:00
-
2回公演(11:00/15:30)の日:9:30〜17:30
-
新人公演がある日は:〜18:30まで利用可
東京宝塚劇場の場合
-
通常の公演日:10:00〜18:00
-
新人公演がある日は:〜18:30まで延長
※休演日や年末年始、舞台の入れ替え期間などは、発券機が利用できない場合もあります。
訪問前には公式サイトの最新情報をチェックしましょう。
ご注意ください
公演当日は発券機が混雑することもあるため、なるべく早めの時間に受け取りに行くのがおすすめです。
また、前述のとおり、本公演(大劇場や東京宝塚劇場、バウホールで行われる舞台)では、基本的に自動発券機の利用は不可となっています。
そのため、観劇する公演が自動発券に対応しているかどうかは、チケット購入時にしっかり確認することが大切です。
一方で、いわゆる「別箱公演」(例えば地方公演や外部の劇場など)では、自動発券機が使えるケースもありますので、その都度ご自身のチケット情報をご確認くださいね。
3. チケットはいつから受け取れる?発券のタイミングを確認しよう
宝塚の観劇チケットは、電子認証・自動発券のどちらを選んでも、受け取り開始のタイミングが決まっています。
特に初めての方は、「いつ受け取れるの?」「事前に発券できるの?」と疑問に感じることもありますよね。
ここでは、QRコードの表示時期や自動発券機の利用期間、SS席などの特別なケースについてわかりやすくまとめてみました。
QRコードの表示はいつから?
入場認証に使うQRコードは、観劇当日の午前0時を過ぎると表示可能になります。
それ以前は表示されないため、前日中に確認しようとしても見られません。
確認方法は簡単で、チケット購入時に届くメールに記載されている「予約確認はこちら」などのリンクから、Webチケットサービスのマイページにアクセスすることで表示できます。
夜中にそわそわしながら確認するのも、宝塚ファンにとってはちょっとした楽しみかもしれませんね。
自動発券機はいつからいつまで使えるの?
自動発券機でのチケット受け取りは、公演の種類や購入方法によって異なります。
チケット購入時の案内画面で「自動発券機で受け取り可能」と表示されている場合のみ利用できるので、予約の際にはしっかり確認しておきましょう。
また、発券期間についても注意が必要です。
中には、「当日発券専用」のチケットもあり、その場合は観劇当日にならないと発券機が使えない仕様になっていることも。
さらに、公式リセールサービスなど特定の購入方法では、受け取り手段が制限される場合もありますので、併せて確認することが大切です。
SS席や本公演の特別ルールに注意!
席種や公演内容によっては、特別な発券ルールが設定されていることもあります。
たとえば、SS席のチケットは観劇当日にならないと発券できない仕組みになっていることが多く、それ以前に自動発券機を操作してもチケットは出てきません。
また、宝塚大劇場・東京宝塚劇場・バウホールで行われる本公演については、近年では入場認証方式が標準となっており、紙のチケット(=自動発券)での受け取りができない場合が増えています。
一方で、地方のホールや外部劇場で行われるような「別箱公演」では、自動発券機が使えることもあります。
このように、どの方式が適用されるかは公演ごとに異なりますので、購入時点での確認がとても重要です。
会員証カードの再発行中は要注意!
宝塚友の会の会員証カードを再発行中の方は、少し注意が必要です。
古いカードでは入場認証も自動発券も利用できないため、必ず再発行後の新しいカードが手元に届いてから観劇に行くようにしましょう。
「うっかり古いカードしか持っていなかった…」なんてことがないよう、事前の準備をお忘れなく。
チケット受け取りに関するポイントまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
QRコードの表示 | 観劇当日の午前0時からマイページで確認可能 |
自動発券機の使用可否 | 購入時に「発券機対応」と表示された場合のみ利用可 |
発券可能な期間 | 多くは当日まで(チケットによっては当日のみ) |
公演の種類ごとの違い | 本公演は入場認証が中心/別箱公演は発券機が使えることも |
会員証カードの状態 | 再発行中の旧カードは使えないため、新カードが必須 |
チケットの受け取り方法は、使うサービスや公演の種類によって細かく変わることがあります。
安心して観劇当日を迎えるためにも、購入後はチケットの受け取り方法をしっかり確認することが何より大切です。
「せっかくの舞台を楽しみにしていたのに、発券で慌てた…」なんてことのないよう、余裕を持って準備しておきましょうね。
4. よくある質問と、宝塚チケットのおすすめ購入方法まとめ
宝塚の舞台はいつも大人気で、チケットは発売と同時に完売してしまうこともしばしば。
特に初めてチケットを購入しようとしている方にとっては、「どこで買えばいいの?」「どうやって申し込むの?」と戸惑うことも多いかもしれません。
そこでここでは、宝塚のチケットを手に入れるための主な方法と、それぞれの特徴について、わかりやすくご紹介します。
チケットの主な購入方法
① 劇場窓口での当日購入
宝塚大劇場や東京宝塚劇場では、公演当日に空席がある場合に限り、劇場窓口でチケットを購入することができます。
ただし、ほとんどの公演は前売りで売り切れてしまうため、当日券を狙うのはかなり難易度が高いといえるでしょう。
② プレイガイドを通じた購入
最近では、宝塚大劇場・東京宝塚劇場の本公演チケットはプレイガイドでの取り扱いが減少しています。
その代わり、地方公演や貸切公演、ライブビューイングなどのチケットはプレイガイドで販売されることが多い傾向にあります。
③ 電話での予約
インターネットのWebチケットサービスで残席がある場合に限り、電話での予約も可能です。
ただし、希望日時の残席状況に左右されるため、タイミング次第という面もあります。
④ 宝塚歌劇Webチケットサービス(インターネット申込み)
一番おすすめなのが、公式の「宝塚歌劇Webチケットサービス」を使ってインターネットから申し込む方法です。
会員登録(無料)をすれば、パソコンやスマートフォンから簡単に申し込みができ、発券もオンラインで完結するのでとても便利です。
より確実にチケットを手に入れたいなら「宝塚友の会」がおすすめ
チケットを確実に取りたい方は、公式ファンクラブである「宝塚友の会」への入会を検討してみてはいかがでしょうか?
-
年会費は2,500円
-
会員になると先行抽選販売に申し込める
-
会報や公演情報が自宅に届く
-
観劇回数に応じて抽選の当選確率が上がる「ステイタス制度」もあり
宝塚を頻繁に観に行く方はもちろん、これからファンとしてもっと深く楽しみたい方にも、非常に魅力的なサービスです。
最終まとめ|チケット受け取りのパターンとおすすめの選び方
シーン | おすすめの方法 | ポイント |
---|---|---|
電子でスムーズに入場したい | 入場認証(QRコード/会員証カード) | QRコードは観劇当日の午前0時から表示可能。複数枚も一括でOK。 |
紙のチケットで安心したい | 自動発券機 | 劇場に設置された端末で発券。手数料もかからず、操作も簡単。 |
観劇前にチケットを用意したい | 発券タイミングを事前にチェック | 公演によっては前日からOK。SS席などは当日のみの場合あり。 |
とにかくチケットを確保したい | Webチケット or 友の会 | Webなら手軽に申し込め、友の会なら先行抽選など特典が豊富。 |
最後にひとこと
情報がたくさんあって大変そうに見えるかもしれませんが、大切なのは「自分の観劇スタイルに合った方法を知ること」です。
チケットの発券方法や購入のタイミングは、公演の内容や座席の種類によって異なることがありますので、申し込み時の案内をよく確認することがポイントです。
ぜひ余裕を持って準備し、宝塚のきらびやかな世界を心から楽しんでくださいね。
私も次の観劇日が待ち遠しくてたまりません♪