ChatGPTで生成画像をスマートに管理する新機能とは?
こんにちは。
近ごろ、ChatGPTで画像を生成する人がどんどん増えていますね。
私自身、キャラクターや風景、ユニークなネタ画像まで、さまざまな画像を日常的に作っています。
とはいえ、これまで生成された画像はチャットごとに保存され、後から見返そうとしても「どの会話だったかな?」と探すのに苦労することも多かったのではないでしょうか。
履歴をスクロールしたり、曖昧なキーワードで検索したり…その作業、意外と骨が折れますよね。
そんな中、ChatGPTに新たに追加されたのが「画像ライブラリ」機能。
この便利な機能のおかげで、生成した画像の閲覧・編集・共有が一段と手軽になりました。
本記事では、この画像ライブラリの特徴から基本操作、削除の仕方まで、詳しくご紹介します。
画像ライブラリ機能の魅力とは?
2025年4月、OpenAIから発表された画像ライブラリ機能は、ChatGPTで画像を活用する人にとって待望のアップデートでした。
● 自動保存で画像が一括管理できる
GPT-4oを使って生成した画像は、作成と同時に自動でライブラリに追加されます。
これにより、画像は会話ごとに分散されることなく、ひとつの画面上で一覧表示されるようになります。
スマホのフォトアプリのように視覚的に管理できるため、探しやすさが格段に向上しました。
● 編集や再生成もスムーズに可能
ライブラリに保存された画像は、選択するだけで編集画面に移動できます。
元のチャットに戻ったり、新規セッションを開いて新たな編集指示を加えることが可能です。
さらに、「選択ツール」を使えば、画像の特定部分のみをハイライトして、部分的な編集を行うこともできます。
背景を変えたり、人物の服装を修正したりといった細かな調整も直感的に行えるのが特長です。
● 保存・共有・コピーもワンクリックで完了
ライブラリ上の画像は、デバイスに保存したり、LINEやSNSなど他のアプリに直接共有したり、あるいはコピーしてドキュメントに貼り付けることも可能です。
用途に応じた使い分けが簡単にできます。
ライブラリの使い方をわかりやすく紹介
便利な機能とはいえ、最初はどこからアクセスすればよいか分からない方もいるかもしれません。ここでは基本的な使い方をステップ形式で紹介します。
● アクセス方法
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ChatGPT(Webまたはモバイルアプリ)を開く
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画面左側のメニューにある「ライブラリ(Library)」をクリック/タップ
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画像ライブラリの画面に移動し、これまでに生成した画像がサムネイル形式で一覧表示されます
この一覧は視覚的に整理されており、必要な画像を目で見てすぐに確認できます。
● 操作方法と機能
画像を選ぶと、以下のような操作が可能になります。
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編集:元のチャットに戻って再生成プロンプトを入力
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選択ツール:画像の一部だけを指定して編集
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保存:画像を自分のスマートフォンやPCにダウンロード
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共有:LINEやX(旧Twitter)など他サービスへ転送
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コピー:クリップボードに画像を保存し他アプリで利用可能
いずれも直感的な操作で実行できるため、初心者でもすぐに使いこなせる設計です。
画像を削除したいときの注意点
非常に便利なライブラリ機能ですが、画像の削除については注意が必要です。
現状、画像単体をライブラリから削除することはできません。
削除したい画像がある場合は、その画像を含むチャットセッション全体を削除する必要があります。
● Web版での削除手順
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サイドバーのチャット履歴から該当する会話を見つける
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会話タイトルにカーソルを合わせて「…」をクリック
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「削除」を選び、確認メッセージで再度「削除」
● モバイルアプリでの削除手順
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会話タイトルを長押し
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メニューが表示されたら「削除」をタップ
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確認画面で再度「削除」をタップ
※大切な画像が含まれている場合は、事前に保存しておくと安心です。
今後の改善に期待したいポイント
現在、画像ライブラリで表示されるのはGPT-4oで生成された画像のみで、過去のDALL·Eモデルなどで作成されたものは対象外となっています。
また、画像に名前を付けたり、キーワードで検索したりといった機能はまだ実装されていません。
生成画像が増えてくると探しにくくなるため、こうした機能の追加はぜひ期待したいところです。
まとめ|画像ライブラリは創作活動の強い味方
画像ライブラリの導入により、ChatGPTでの画像生成がより実用的かつ快適なものになりました。
画像の保存・編集・共有といった操作がワンストップで行えるこの機能は、アイデアをすぐ形にしたい人にとって大きな味方となります。日々の創作や資料作成、SNS投稿にも役立つはずです。
今後さらに機能が進化していく可能性も高いため、これからChatGPTで画像を活用したい方は、ぜひこのライブラリ機能を試してみてくださいね。