突然の終了告知に驚きの声多数!Paidyカード提供終了の波紋
日々進化するキャッシュレス決済のなかで、スマートかつ手軽に支払いができる手段として多くのユーザーに利用されてきた「Paidyカード」。
そんな便利なサービスが2025年9月30日をもって終了することが公式に発表され、大きな話題となっています。
特にクレジットカードを持つことに抵抗のある人や、ネットショッピングで気軽に後払いをしたいと考えていた方にとって、Paidyカードは使いやすさと安心感を兼ね備えた貴重な選択肢でした。
今回の記事では、Paidyカード終了の背景や今後のスケジュール、そして代わりに検討すべきおすすめのバーチャルカードや支払いサービスを、分かりやすく丁寧に解説していきます。
急な変更に慌てることがないよう、今のうちに準備を整えるための情報として、ぜひ参考にしてください。
Paidyカードが終了へ|対象サービスと継続される機能は?
まず押さえておきたいのは、「終了するサービス」と「今後も使い続けられる機能」の違いです。
今回終了するのは、Paidyカード(バーチャル・リアル)のVisa決済機能です。
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新規発行停止日:2025年5月14日(水)
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すべての機能停止日:2025年9月30日(火)
これにより、カード番号を使った決済や実店舗でのタッチ支払いなどが一切できなくなります。
ただし、「Paidy本体」の後払い決済サービス自体は今後も継続され、従来どおり利用可能です。
Paidyカードはもともと、2021年にバーチャル専用カードとして登場し、翌年にはリアルカードも提供が開始されました。
どちらもVisa加盟店での支払いに対応しており、Paidyの後払い機能をより多くの場面で使えるようにする拡張サービスとして展開されてきました。
しかし今後は、Paidyが本来持つ強みである「メールと携帯番号だけで後払いができる仕組み」や「手数料無料の分割払い機能」などのコアサービスに注力するという判断がなされたようです。
Paidy本体とPaidyカードの違いをしっかり理解しよう
「Paidyがすべて使えなくなる」と誤解してしまう方もいるかもしれませんが、本体のサービスは継続されます。
比較項目 | Paidy(本体サービス) | Paidyカード(終了予定) |
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主な機能 | 後払い・分割払い | Visa決済が可能なカード型支払い |
利用方法 | メールアドレス+携帯番号 | 本人確認+カード番号発行 |
対応先 | 加盟オンラインストア | オンライン+実店舗(Visa加盟店) |
サービス継続 | 継続(終了予定なし) | 2025年9月末で完全終了 |
Paidy本体では、口座振替や銀行振込による分割払い(最大12回)も手数料無料で利用できるなど、他の後払いサービスにはない魅力的な条件がそろっています。
これらの機能は、カード終了後も変わらず利用できます。
どんな場面で影響がある?Paidyカード終了に伴う注意点
Paidyカードの終了によって最も影響が出るのは、カード番号が必要な支払いをしているケースです。
具体的には次のような場面です
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動画配信や音楽ストリーミングなどの定額制サービスの支払い(例:Netflix、Spotify など)
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通販サイトやオンライン決済でのクレジットカード番号を入力して行う買い物
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ETCカードの利用料金の引き落とし
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実店舗でのタッチ決済(リアルカード)
これらの利用先では、カード番号が使えなくなる前に必ず他のカードへ支払い方法を切り替える必要があります。
支払いがうまく処理されず、サービスが止まってしまうリスクもあるため、早めの確認と対応をおすすめします。
Paidyカードの代わりに使えるバーチャルカードを厳選紹介
「じゃあPaidyカードの代わりには何を使えばいいの?」という方のために、利用スタイルや目的に応じて選べるバーチャルカードの代表的な候補を紹介します。
1. バンドルカード|後払い対応の手軽なプリペイド型
主な特徴:
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アプリからすぐに発行可能、審査不要
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前払い式(チャージ型)だが、「ポチっとチャージ」で後払いも可能(※審査あり)
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Google Payと連携すれば実店舗での決済にも対応
注意点:
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後払い機能は未成年利用不可
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ポチっとチャージには手数料がかかる場合がある
2. Kyash Card Virtual|ポイント重視派におすすめ
主な特徴:
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発行がとても簡単(メールアドレスと電話番号のみ)
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プリペイド型で0.5%のポイント還元あり
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他のコード決済と連携してポイントの二重取りも可能
後払い要素:
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「イマすぐ入金」でチャージ後払いが可能(※審査・手数料あり)
3. クレジットカード連携型(エポス・楽天など)
主な特徴:
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既存のクレジットカードと紐づけたバーチャル専用カード
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クレカの利用枠内でネット決済可能
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エポスは分割払いにも対応
注意点:
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クレジットカードを持っていないと利用できない
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完全に「後払いのみ」で済ませたい人には不向き
4. 三井住友VISAバーチャルカード|本格的な後払い対応
主な特徴:
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クレジットカードに近い性質のバーチャルカード
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一括払い・分割払い・リボ払いに対応
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Visa加盟店でのネット決済専用
注意点:
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発行には審査が必要で即日利用は不可
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実店舗では使用できない(リアルカードは発行されない)
そのほかの選択肢も確認しておこう
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Vプリカ:Visaプリペイドカード。コンビニなどで購入可能。3Dセキュア対応だが、有効期限が短く、維持費に注意
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WebMoneyプリペイドカードLite:Mastercard加盟店での支払いに対応。ネット決済に強く、即日利用可
これらは原則として前払い式ですが、「とりあえずカード番号が必要」「クレカを持ちたくない」というニーズには十分応えられるサービスです。
Paidyカード終了までにやるべき準備リスト
サービス終了日が近づくにつれて混乱が起きやすくなります。
以下のチェックリストを参考に、早めに行動しましょう。
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✅ Paidyカードを使っているサブスクや定期支払いサービスの支払い方法を確認・変更
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✅ 支払い途中の分割プランは今後も継続して請求されるため、スケジュールの把握を
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✅ 使用済みのリアルカードは、ハサミで裁断し安全に廃棄
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✅ Paidy公式サイトで最新の規約・案内情報をチェック
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✅ 終了間際に使った決済が、販売店の処理タイミングでエラーになる可能性もあるため要注意
まとめ|Paidyカード終了は、新しい決済手段を見直す好機に
Paidyカードの提供終了により、「カード番号を使った後払い」という便利な選択肢が一つ減ることになります。
しかし、その一方で、キャッシュレスの選択肢は年々増えており、自分の使い方に合った新しいサービスを見つけるチャンスでもあります。
Paidy本体の後払い機能は引き続き利用できるため、バーチャルカード+Paidyの併用といった柔軟な組み合わせも検討してみましょう。
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✔️ 手軽さ重視 → Kyashやバンドルカード
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✔️ 後払いや分割対応を重視 → 三井住友のバーチャルカード
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✔️ クレカをすでに持っている → 楽天やエポスのバーチャルカード
この記事が、皆さんのキャッシュレス環境を整える一助になれば幸いです。
今後の支払いスタイルを見直す良いタイミングとして、ぜひこの機会を活用してみてください。