立川の夜空を彩る、夏の名物イベント
東京都立川市で毎年夏に開催される「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」は、多摩地域を代表する大規模な花火イベントです。
2025年も例年通り、真夏の夜に圧巻の光のショーが行われることが発表され、多くの観覧者が心待ちにしています。
本記事では、2025年の開催概要からアクセス手段、観覧のコツまでを詳しくご紹介。初めて訪れる方でも安心して楽しめるよう、必要な情報をすべてまとめました。
開催日とスケジュール
2025年の花火大会は7月26日(土)に開催予定で、19時15分から20時15分までの1時間にわたり、約5,000発の花火が立川の空に打ち上げられます。
2025年7月26日(土) 19:15~20:15
立川まつり国営昭和記念公園花火大会(東京都立川市) https://t.co/IIcpyLmztU— 空花火 (@sorahanabi_com) April 21, 2025
観覧場所によっては、開場時刻や入場制限が異なる場合があるため、早めの行動が鍵となります。
なお、タイムスケジュールや細かな変更点は、大会直前に以下の公式サイト等で随時更新されるため、定期的にチェックしておくと安心です。
花火大会のメイン会場と最寄り駅
メインの打ち上げ会場は、国営昭和記念公園の中でも特に開放感あふれる「みんなの原っぱ」エリアです。
広々とした芝生が特徴で、レジャーシートを敷いてゆったり鑑賞することができ、ファミリー層やカップルにも大変人気があります。
会場への主なアクセスは以下の通りです:
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JR中央線「立川駅」北口から徒歩約15分(立川口経由)
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JR青梅線「西立川駅」から徒歩1分(西立川口から直結)
とくに「西立川駅」は打ち上げ地点に近く、移動距離が短いのが利点。
ただし、大会当日の夕方以降は各ゲートで混雑が発生するため、時間に余裕をもって行動しましょう。
ちなみに、18時以降は昭和記念公園の入園料が無料になる予定です(※変更の可能性あり)。
この機会に公園内を散策するのもおすすめです。
荒天時の対応と中止情報の確認方法
気になるのは天気の影響です。
2025年の立川花火大会は小雨決行とされていますが、強風や雷雨といった悪天候の場合は、安全確保のため中止になる可能性もあります。
特に2025年大会では予備日が設定されていないため、延期は行われません。
中止の判断は大会当日の午前中に発表される予定で、以下の方法で確認できます
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地元メディアの速報
参加予定の方は、必ず事前に情報をチェックしてから出発するようにしましょう。
花火の規模と見どころ:迫力満点の演出が満載
2025年の打ち上げ予定数は約5,000発。見どころは何といっても、都心ではなかなか見られない10号玉(尺玉)や一尺五寸玉の大迫力演出です。
さらに、全国の花火師が技術を競う大会で受賞した「芸協玉」や、空を埋め尽くすように連続で打ち上げられる「スターマイン」など、バリエーション豊かなプログラムが60分間に凝縮されています。
毎年の来場者は30万人を超える盛況ぶりで、2025年も多くの来場が予想されます。
最新情報の取得先と問い合わせ先
大会に関する情報を入手するには、公式の発信が最も信頼できます。
イベントに関する問い合わせやガイドラインの確認も、以下のサイトを活用してください。
特に大会直前には、交通情報や混雑状況などの発表も増えるため、定期的にブックマークしておくのがおすすめです。
会場までのアクセス手段を徹底解説
花火大会を快適に楽しむためには、事前の移動計画が欠かせません。
とくに大会当日は、多くの来場者によって駅や道路が混雑するため、最もスムーズな手段を選ぶことが重要です。
電車でのアクセス:主要駅からのルートと混雑対策
花火会場へのアクセス手段として最も現実的なのは電車です。以下の2駅が主な最寄り駅となります。
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JR中央線「立川駅」
→「立川口」または「あけぼの口」経由で、公園まで徒歩約15分。駅周辺には飲食店やコンビニも多く、事前の買い出しに便利です。 -
JR青梅線「西立川駅」
→「西立川口」から公園に直結。打ち上げ地点「みんなの原っぱ」へ最も近く、スムーズにアクセスできます。
注意点として、帰宅時間帯は駅が非常に混雑します。あらかじめICカードの残高をチャージしておくこと、また混雑を避けて時間をずらすこともご検討ください。
バス利用の注意点:大会当日の交通規制に注意
立川駅からは路線バスの利用も可能ですが、花火大会当日は会場周辺で交通規制が実施されるため、運行ルートの変更や運休・遅延が予想されます。
時間に制約のある方やお子様連れには、バスの利用はあまりおすすめできません。
車での来場はNG!駐車場事情と注意点
2025年大会では、花火専用の駐車場は用意されていません。
また、公園の常設駐車場も大会当日は朝の早い時間帯に満車となる可能性が高いです。
周辺道路の迷惑駐車は、即座に通報対象となります。トラブルを避けるためにも、公共交通機関を強く推奨します。
自転車・バイク利用者向け:駐輪場について
徒歩圏内に住む方や、自転車・バイクでの来場を検討している方には朗報です。
公園各ゲート周辺には専用の駐輪場が設けられており、一定数の利用が可能です。
ただし、スペースには限りがあり、夕方以降は満車になることも。
盗難防止のため、しっかりと施錠をし、早めの来場を心がけましょう。
当日の交通規制エリア:必ず事前確認を!
大会当日は広範囲にわたって車両通行止めや一方通行などの交通規制が実施されます。
これにより、通常の移動ルートが使えなくなる場合もあります。
立川市のウェブサイトや花火大会の公式ページで、交通規制マップを確認しておくことが安全な移動のカギとなります。
観覧席の種類と選び方:有料席 vs. 無料席
打ち上げ花火をどこで見るかは、花火大会の満足度を大きく左右します。
有料席で確実に見たい方、無料でのんびり楽しみたい方、それぞれにおすすめの選択肢があります。
有料観覧席の概要と購入方法
大会では、毎年大好評の特別協賛社席(有料席)が販売されます。
快適な座席と絶好の眺望が魅力で、家族連れや高齢者の方にも人気です。
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販売情報:2025年分の詳細は、公式サイトで順次公開予定
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購入方法:プレイガイド(チケットぴあ・ローソンチケット等)や一部コンビニでも取り扱いがあります
※人気席はすぐに売り切れるため、こまめに情報をチェックし、早めの購入がおすすめです。
有料席のメリットと注意点
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メリット:場所取り不要/視界良好/ゆったりと座って楽しめる
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デメリット:料金が発生/キャンセルや変更が難しい場合あり
なお、有料席内でも打ち上げ地点に近い場所ほど迫力ある映像を楽しめます。事前の席種確認も忘れずに。
無料で楽しむ!おすすめ観覧スポット
公園内には、無料で楽しめる観覧エリアも多数あります。
中でも「みんなの原っぱ」は例年、無料エリアの中心として親しまれており、シートを敷いてゆっくり花火を堪能することができます。
その他の人気スポット:
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うんどう広場:視界が開けていて家族連れに好評
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こもれびの里周辺:落ち着いた雰囲気で穴場感あり
注意:開園と同時に場所取りが始まるため、朝からの行動が必須です。
ルールに従い、スプレーやガムテープによる不正な場所取りは禁止されています。
穴場スポットを狙うならここ!
公園外にも、打ち上げ花火を鑑賞できる“穴場”スポットがいくつか存在します。
ただし、公式な観覧エリアではないため、マナーと安全管理を徹底しましょう。
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IKEA立川の屋上駐車場(※要許可確認)
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ららぽーと立川立飛 周辺の歩道やデッキ
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多摩川河川敷(見晴らしが良好)
私有地に無断で立ち入る行為や、大声・ゴミの放置などは近隣住民への迷惑となるため、必ず節度ある行動を心がけましょう。
花火大会を快適に楽しむための持ち物リスト
大勢の人が集まる花火大会では、ちょっとした工夫で快適さが格段に向上します。
以下に、当日を安全・快適に過ごすための持ち物リストを紹介します。
絶対に忘れたくない基本アイテム
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レジャーシート:観覧エリアの確保に必須
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飲み物(スポーツドリンク推奨):熱中症対策
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軽食・お菓子:売店が混雑していることも
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ゴミ袋:ごみの持ち帰り用に
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ティッシュ・ウェットティッシュ:手拭きや汚れ拭きに
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モバイルバッテリー:SNS投稿や情報確認に便利
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現金(小銭含む):屋台や交通費など用意しておくと安心
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健康保険証(コピー可):もしものケガや体調不良に備えて
あればさらに快適!おすすめグッズ
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携帯扇風機/うちわ/扇子:風通しの悪い場面でも活躍
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虫よけスプレー/虫刺され薬:芝生での観覧時に特に重要
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折りたたみ椅子/クッション:長時間の観覧でも快適
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冷却シート/冷感タオル:夏場の暑さ対策に
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レインコート/折りたたみ傘:突然の雨に備える
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小型ライト/ヘッドライト:暗い帰り道の安全対策に
当日の服装:浴衣で行く人へのアドバイス
服装は、動きやすさと体温調整のしやすさを意識しましょう。
歩きやすいスニーカーやサンダルが基本です。
浴衣で訪れる予定の方は以下の点に注意を:
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着崩れしにくい帯・補正下着を使用
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履きなれた下駄・草履を選ぶ
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日中は暑くなるため、扇子やタオルで汗対策を
また、荷物は最小限にまとめ、手がふさがらないようにショルダーバッグやリュックの使用が望ましいです。
子連れで参加する場合の注意点と持ち物
小さなお子様と一緒に来場する場合、事前の準備が非常に重要です。
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迷子防止のネームタグ/腕章
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子ども用の飲料・おやつ
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タブレットや絵本などの暇つぶしグッズ
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替えの着替え・おむつ・おしりふき
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耳栓やノイズキャンセラー:花火の音に敏感な子どもに配慮
花火の大音量や人混みに驚くお子さんも多いため、周囲への気遣いとともに、安全・安心な空間作りを心がけましょう。
暑さ・雨への対策も忘れずに
熱中症を防ぐために
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日中は30℃を超える可能性があるため、こまめな水分補給を心がけましょう。
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帽子・日焼け止め・冷却グッズの活用で、直射日光から身を守ります。
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調子が悪くなったら、無理をせず日陰や木陰で休憩を。
雨への備えも万全に
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雨天決行(小雨)となる場合もあるため、折りたたみ傘やレインコートを持参してください。
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傘は混雑時に周囲の迷惑になりやすいため、なるべくレインウェアを活用しましょう。
会場内の設備と便利スポット
トイレ事情:事前の確認を
公園内には複数の常設トイレがあるほか、花火大会当日は仮設トイレの設置も予定されています。
ただし、いずれも非常に混雑するため、できるだけ早めに済ませておくのがポイントです。
駅構内や大型商業施設のトイレを、事前に利用しておくのも良いでしょう。
屋台や売店の利用について
会場周辺には多数の屋台が出店予定です。たこ焼き、焼きそば、かき氷などの定番メニューが楽しめます。ただし、長蛇の列が予想されるため、軽食の持参もおすすめです。
飲食物の持ち込みは可能ですが、ゴミの持ち帰りを徹底し、周囲へのマナーを忘れずに。
周辺の買い物スポット
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JR立川駅周辺にはコンビニ、スーパー、ショッピングモールが集中しています。
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人混みを避けたい場合は、やや離れた場所にある店舗を利用するのも有効です。
緊急時に備えて:救護所・安全対策
公園内には、体調不良や軽度のケガに対応する救護所が設置されます。
万が一のときは、無理をせずスタッフの案内に従いましょう。
また、警察や警備員の指示には必ず従い、混雑時の事故やトラブルを未然に防ぐ意識を持つことが重要です。
花火大会前後に楽しめる周辺施設
立川駅周辺には花火のついでに楽しめる観光施設が多数あります。
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ららぽーと立川立飛:ショッピング・グルメに最適
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IKEA立川:広々とした館内で買い物や休憩も可能
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GREEN SPRINGS:オシャレな飲食店やカフェが並ぶ複合施設
午後から立川入りし、ショッピングや食事を楽しんでから花火会場へ向かうプランもおすすめです。
まとめ|立川の夜空に咲く一夜限りの花を楽しもう!
ここまで、2025年の「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」を最高に楽しむためのガイドを、3回に分けてお届けしました。
開催日は2025年7月26日(土)19:15~。感動の瞬間を迎えるためには、準備とマナーが鍵になります。
持ち物・観覧場所・アクセス・混雑対策を整え、あなたの夏の夜に大輪の思い出を咲かせましょう!